2000年 お子様連れでも気軽にイタリアンをお楽しみいただきたいと このお店をオープンしました。
しかしながら、ご来店くださるのは、いろいろな世代のお客様。
お客様同士で トラブルになることも多々あります。
そうならないように 私たちも気を付けてはおりますが、繁盛記など気づけないこともあるかもしれません。もしかしたらその一件でお客様方をを失っている可能性もあるやもしれません。
今年のお盆のピークにもこんなことがありました。
その日も席は満席。 お子様連れの団体。大人六名、お子様五名 大人数のグループのお客様と 仕切りを挟んで大人四名様のお客様 反対側にやはり大人二名の二組。飛び込み大人二名様。
たまたま、団体様以外は、大人ばかり…。
団体のお客様は、常連さんで おじいちゃま・おばあちゃまと、息子・娘さんのふた家族。お盆は、別荘に いとこが一堂に会する機会です。お子様は、まだ幼稚園児を筆頭にベイビーまで小粒ぞろい。そりゃあ子供たちもテンション高くなります。じっとしていられなかったのでしょう。あっち行きこっち行き…。間仕切りが四名様のお背中に倒れてしまったようでした…。もちろん親御さんも謝罪しましたし 当たったお客様も問題なくその場は収束。でも、子供たちは、その後もうろちょろ…。
とうとう、見かねた反対側のご夫婦の旦那様が、少々ご意見申し上げた ようで…。
そんなこともつゆ知らず。私は、厨房におりました。
普段は、お運びをしているママですが 繁盛記は、厨房でシェフの補佐をして ホールは、バイトさんや娘に任せることが多いです。
ご挨拶がてら、各テーブルに一度は向かうようにしておりますが・・・その出来事は、まったく知らず・・・状況を把握しておりませんでした。
また、バイトさんも娘も まだ高校生、至らない点もあり その場を見ていなかったので これまた気づかず。
そのご夫婦のお客様がお帰りになる際に 私が見送りに出てきますと
団体のお客様が 「お騒がせしました。」とお詫びされて。
「?」の私に見送り後、 申し訳なかったと その時の状況をお話してくださいました。
もしかしたら あのご夫婦は、もう来ないかもしれない。。。申し訳ない…と心配そうにされてました。
息子さん(パパ)は、ぐったりされていて 後半の食事は、のども通らなかったようでした。
私もシェフも 「そんなことないですよ、大丈夫ですよ。気になさらないでください。」と、外で皆様を見送りました。
狭い店内で起きたトラブルに大変申し訳なく思いました。
暇な時期なら、もっとゆったりと席も使える時もありますが、繁盛記はどうしても狭くなり こんなトラブルにもなってしまいます。
団体のお客様を見送った後、すぐに他のお客様にお詫びのお電話をいたしました。
仕切りがあたってしまったお客様も、ご夫婦のお客様も 「大丈夫ですよ。」「また行きます。」とのご返答でひと安心でした。救いは、二組とも私が玄関までお見送りした際 笑顔だったこと。
きっと、次回もご利用いただけると信じています。
このような場合どちらのお客様にも あの店は、もうよそう…と思われる可能性もあるでしょう。お客様が気分よく お食事していだけるように心配り・気配りに注意せねばと思いました
。
正直、今回の事例は、いいパターンと言えると思います。祖父母・両親共にわが子をしっかりと監視しようと注意されてましたし、お詫びもされておられました。
ありがたいことに、怪我もなくすんだこと。また、周りの方も理解がありあたたかく見守ってくださる雰囲だったと。
嘘かと思われるかもしれませんが、注意もしない、悪くも思わない、人の視線も感じない、最悪なことに逆切れする方もいらっしゃいます。
ママが思うのは、要は、「お互いがお互いを思いやること」
起こってしまったことには、 誠心誠意謝罪すれば、お互いが気持ちよくその場を収めることができるのでは?と思うのです。
お子様連れのご家族様へ
子供は、本当に元気で、無邪気で、悪気が無いです。
だからと言って、それに甘んじず、どうかお店屋さんは、お家と違うことを伝えてください。
そして、最低限のマナーを教えてください。
そして、同席したお客様へ
一生懸命子育てしているママ・パパさんとたまたま同席した皆様、
マナーの範囲内で食事をしていても、それでも予期せぬご迷惑をお掛けすることがあるやもしれません。何かありましたら、店の者に遠慮なくいってください。
基本的には、夫婦二人の営業なので、目が届かないことも多々あるかもしれませんが、
ラ・ルーチェにご来店くださった皆々様に、快くお帰りいただけるよう、これからも注意してまいりたいと思いますm(__)m
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