改装を決めて・・・先ずは どのようにしたいか、イメージを決めなければなりませんでした。
こればかりは、私たちにしか決められませんし、改装に向けて話も進みません。
親友 『どんな風にしたいの?』
私 『ひとことで言えば。。。和風モダン。。。?みたいな(^へ^;)?』
そこで親友が、本屋に連れて行ってくれ、二人して延々と建築の本や、日本家屋の本をパラパラとめくり続けました。結局たどり着いたのは、【京都の観光雑誌】でした。町家に並ぶイタリアンやスペイン料理屋さんの和風モダンの雰囲気が、今までのラ・ルーチェのイメージを変えずにいけると思いました。
2012年2月改装内容
《変わらない所》
玄関で靴を脱いであがっていただくところ・・・足のお悪い方には、すべてが フラットにできず申し訳ありませんでした。
。。。店の形状として変えることが困難なのと、未だお子様連れも多く、大人の方でも座卓をお望みの方が多いので和風イタリアンスタイルは、そのままにしました。
《変わった所》
天井・・・真ん中に照明のくぼみがありました→高い位置で作り直し→色をこげ茶に塗りました。
また、仕切りのロールカーテンを設置。テーブルと座卓が隣り併せになった時の目隠しにします。
壁・・・以前は、白壁でしたが、ストーブでくすんだため こげ茶の簾を貼っていました。
簾は、全て取り→壁を貼りなおし やまぶき色にしました。また、ぐるりと信州唐松の腰板を貼りました。お店全体が明るくなりました。
床・・・フローリングに茣蓙をしいていました→冬場、底冷えのする軽井沢・・・少しでも予算内で暖かくと コルクマットを敷き詰めました。
全体は、フラットのまま。机にもテーブルにも対応・移動可能。
座卓、テーブル、椅子・・・以前からの物ですが→表面を削り 店内と同じ こげ茶に塗り替えました。全体が統一され 落ち着きました。
また、向かい合わせになれるテーブルを二台 増やしました。通常配置で二台合わせて6名さまで対応可能。移動すれば10名さまでもご利用いただけます。
カウンターテーブルひとつ。カップル席♪ 冬場は、ストーブを背に ぽかぽかいい気持ち!
ストーブ・・・入口寄りにありました→トイレの前に移動。 トイレ前にお席があるとお互いに気になりますし(・・;)・・・これでデットスペースも解消!移動したことにより宴会などの大人数さまにも対応できるようになりました。
トイレ・・・ストーブの煙突を通す関係で、天井を高く、色もこげ茶色に→冬場は、ぽかぽか♪落ち着いた雰囲気に。
玄関の間仕切り設置→冬場 玄関の冷気が入るのが緩和されました。
トイレ入口の仕切りを設置→目隠しされて トイレが入りやすくなり、また 仕切りをワインラックにしたので v(^^)v 私の大事なコレクション!ラ・ルーチェの歴代ワインボトルがずらり♪
外壁・・・白のトタンの外壁を唐松の南京型の板でぐるりと貼りました→これ 助手さんに手伝ってもらって シェフがやりました!!未だはがれずよかった~!(^^;)ご覧になる時は、遠目でみてください。こちらも濃いこげ茶に統一。
入口上の看板・・・壁と同色のこげ茶。ロゴは、白。開店当時の物を引っ張り出し再利用!
などなど・・・
(;o;)計画も予算も無い、いきなりの改装。頼んだ親戚と共に。。。毎日バッチイかっこして、ほっかぶりして 大工・ペンキ屋・助手として 朝から晩まで働き詰めました。
外看板を二人で取り付けたのは 氷点下10度以下!!。。。二月の寒空の夕暮れ時、3m越えの足場の上でした。かじかむ手でロゴを一文字づつ取り付けながら、ふいに可笑しくなって シェフにいいました。
『お父ちゃんさ、思えば開店の時もいろいろやったね。12年たって、今度は、足場の上で看板付けだよ。次に何かやる時は、業者さんに全て任せられるかねぇ。。。次は、お互い いくつになってるかわからないけど・・・こんな風にできるか~私・・・自信ないからね~(^Q^)b』
足場が揺れるほど 二人で大爆笑でした。
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na tej stronie (金曜日, 03 11月 2017 23:20)
promesa