予約のお電話
予約のトラブルには何種類かパターンがあります。
この時のトラブルは、お客様の勘違いです。
当店は、月曜日定休です。
そのお客様がご希望だったのは、連休最終日の月曜日でした。
当店は、基本的に月曜日が祭日に当たった場合、振り替えはせず、そのままお休みにします。
もしくは、お昼のみ開けて、午後はお休みとすることもありますが・・・どこにも出かけれない 子供達が可愛そうなので、お休みをすることが多いです。
その時のお電話は、休み時間でシェフが出て、横でママも効いていました。
連休最終日の月曜日がご希望でして、お休みと決めていたので、シェフは丁重にお断りしていました。
すると、そのお客様は、火曜日はやっているの?と、ご予定を変更して予約くださりました。
横で聞いていた私も、ひと安心。
先の予約トラブルのように、確認事項を申し上げて電話を切ったシェフ。
「日にちずらしてくれたんだ!良かったね!ありがたいね!」
そう、夫婦で感謝の念で一杯になりました。
三連休の最終日(定休日)
さて、三連休の最終日、私たちは、お出かけとも言えないけれど近場に子供達と出かけ、家に戻りました。
すると、留守電がチカチカ
お休みと知らずにお電話してきたのかな??と、留守電を聞いてみると
先日、予約日を変更してくださったお客様から数回電話が入っていました。
何か変更でもあったのだろうか?キャンセルかな?と、シェフが かけなおしてみると・・・
お客様の怒り
お電話に出られたお客様は、大そうご立腹で。
「店まで行ったが、空いていなくて、電話をしても出ない!!予約をしたはずなのにどうしてくれるのだ!!」と。
シェフも私もビックリで…「本日は定休日なので、不在でしたが…〇〇様のご予約は明日に承っておりますが…」
「いや、今日だ!月曜日の予約だ!!三連休は定休日だが、振替休日になるからと、月曜日に予約を取った!!」
まったく、身に覚えのない理由を言い出したそうで・・・
シェフも私も予約時のことをよく覚えていますので・・・そんなことを言うはずもなく・・・おかしいな??の一言。
また、振替はその当時一度もしたことがなかったので、頭の片隅にもないことで。
シェフも引き下がれません「そのようなことは言っておりません。お客様が日程をずらしてご予約下さいましたが・・・」
お客様は「明日は違う店を予約しているから、間違いはない」「そっちが悪い」の一辺倒。
支離滅裂な要求
そのうち、お客様がこんなことを言い出したそうです。
「今日行ってお宅が閉まっていたことで、被害を被った。明日予約通りに行くからタダで食べさせろ」
シェフ「それはできません。明日は、別のお店をご予約されているのですよね?キャンセルされては、そちらのお店に申し訳ないので、こちらはキャンセルで結構です。」
シェフの受け答えにヒートアップしながら、今度は「せめて代金を半額にしろ」と言ってきたそうです。。。
何度か「半額にしろ」との請求にシェフが応じないでいると
とうとう「SNSに書いてやるからな!!」と言い出しまして・・・
これでは ゆすりたかり です。
お客様が折れて電話を切るまで、シェフは最後まで毅然と「何を書かれても仕方がありません」「こちらの説明が通じなかったようでしたら、申し訳ありません」と 言って引きさがりませんでした。
記憶の履き違え?
こんなトラブルってなかなかないと思います。
横で聞いていたママもドキドキの電話でした。
シェフは電話を切った後「もしかしたら、何か書込みをされて影響を受けるかもしれない・・・ごめん」と、つぶやきました。
やはり、あることないことSNSに書かれるというのは、恐怖です。
でも、記憶に新しい予約、夫婦してその場にいたので、間違えのない予約内容でした。
お客様は、本当に悪くないと思っている?にしても・・・金額をタダにする、半額にする・・・を自ら請求するのは違うと思います。
きっと、来るにあたって、たくさん電話をして、記憶の履き違えが起きてしまったのだろうと、思うのですが・・・
(はじめから、それが狙いとは思いたくないです)
私共は、予約に際し、確認しながら書込みをし、たくさんの確認事項を読みあげて、「お待ちしております。」と、お電話を切ります。
それでも、こんなトラブルになるとすると・・・どうしたらよいのでしょう。
今回の予約は、特殊なタイプでしたので、やり取りが記憶に残っていて、まだ自信を持って対応できましたが
ボケボケ夫婦なので、こんな風に畳みかけられると自信が無くなります。
こうなると音声録音をしない限り、証明ができないのでは?とさえ思うママです。
今回のお客様は…正直、脅迫とも取れるお電話内容、とても悪質な事案と思われ
一般的ではありませんが、長年お店をやっているといろいろとあるな~のお話でした。
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